私のパソコン物語
私がコンピューターに触れたのは27歳の時。
今から40年ぐらい前のことです。
当時は家電量販店はまだなく、デーパートには必ず電気製品の売り場が
あるのが普通でした。
電気製品の好きな私は仕事の休憩中にデパートの電気売り場を
ウロウロするのが好きで、その日もいつもの売り場に行ってみると
パソコンが並んでいました。
パソコンなど触ったこともなかったのですが興味があり電源を
入れてみました。
当時8ビットのNEC PC88という機種でした。
電源を入れることはできたもののそこから先何をするのか、何ができるのか
まるでわからず眺めていると小学生の高学年の子供が2〜3人寄ってきて
キーボードを打つとゲームの画面が現れ、ゲームを始めました。
私はあっけに取られみているとゲームをシャットダウンさせ子供達は
帰って行きました。
私もやってみようと試みたのですがまるで反応しません。
それまでの機械は電源スィッチを入れればすぐに使えたものばかりでしたが
こいつは全く動いてくれません。
あの子供たちは簡単にゲームを始めていたのにと少し悔しいく思い
このパソコンを思い切ってクレジットで購入しました。
本体とディスプレイ13インチほどのブラウン管の商品でしたがセットで
28万円ぐらいだったと記憶しています。
何に使えるかも分からず、しかしこれからはパソコンだろう、パソコンがなければ
永遠に使うこともできないと思い高い買い物でしたが自己投資のために
思い切って購入したのです。
当時NEC98(16ビット)はオフィースで使われていましたが個人で所有するには
まだまだ高価なマシーンだったため、とりあえず88からのスタートにしました。
つづく